ヨーロッパ Europe 2004 11 7

11月7日の日本経済新聞には、このような記事があります。
「再び環境政治のときか」
「急激な気象変動が焦点に」
「北極の氷が溶けて、大量の冷たい水が南下し、
欧州の気候を穏やかに暖めてきたメキシコ湾流を遮断し、
欧州が、一時期、猛烈に寒冷化するというシナリオだ。」

 だんだんと、未来が、どうなるか見えてきたでしょう。
そもそも、緯度を考えれば、欧州の気候が温暖なのは、おかしいのです。
 日本の北海道と同じ緯度となると、イタリア、スペイン北部、フランス南部です。
日本では、北海道は、寒冷の土地です。
だから、イタリア、スペイン北部、フランス南部が、
日本の北海道並みに寒冷化する可能性があります。
ところで、南極の氷が溶けると、どうなると思いますか。

21世紀 twenty first century 2004 10 9
 21世紀初頭の歴史は、
アメリカが、中東の戦いで、深手を負い、
これが致命傷となって、国際舞台から消えていくでしょう。
 同じ時期に、ロシアと中国に、強力な政治指導者が立ち、覇権を争うことなるでしょう。
この争いは、戦争へと発展するかもしれません。
それは、中国において発生する「石油不足と食糧危機」が、その原因となります。
 やがて、21世紀後半には、
文明の中心は、東南アジア、そして、オセアニアと移っていくでしょう。
 中東の戦いは、湾岸戦争とイラク戦争、
そして、最終的な戦争を含めて、第三次世界大戦と呼ばれることになるでしょう。
ロシアと中国の戦争は、第四次世界大戦となるでしょう。
 アメリカの未来は、イギリスです。
「栄光のイギリス」を知る人は少なくなりましたが、
今度は、「栄光のアメリカ」と呼ばれることになるでしょう。
 日本は、どうか。
確かに、21世紀初頭に、日本の繁栄は、あり得ました。
しかし、世界最速で進む少子化が、日本の命取りになるのです。
 文明の中心が、やがて、東南アジアやオセアニアに移っていくとなると、
20世紀に大国や先進国と呼ばれた国は、どうなっているのか。
それは、気候変動が、大きなダメージとなって、衰退していくのです。
 こうした未来を変えることはできます。
しかし、それには、相当の努力と覚悟が必要です。
 「現代のタイタニック号」は、向きを変えられるのか。
今、地球に住んでいる人たちは、タイタニック号に乗船しているようなものです。



































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